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2017年2月28日

原発をなくす全国連絡会第5回総会報告

原発をなくす全国連絡会事務局

日 時:2017年2月9日(木)18:30〜20:30
場 所:平和と労働センター2階ホール

 開会挨拶では、全日本民医連の岸本啓介事務局長より、「私たちは、ふくしま復興共同センターと連携しながら、今対立・分断にさらされている福島のたたかいを全国の運動にしようということで常に課題に取り組んできました。私たちには、福島の切り捨ては絶対に許さないという運動を全国でたたかう上でも大きな役割があると思っています。ぜひ、今日の総会で全国連絡会の役割に確信を持ちながら、さらに原発を巡って暴走し抜く安倍政権とのたたかいに意思統一をしていきたいと思います。」と決意を述べました。
 首都圏反原発連合のミサオ・レッドウルフさん、さようなら原発1000万人アクションの富山洋子さんが来賓挨拶。ミサオさんより、「毎年、この総会の挨拶をするたびに私たち全体の運動が継続していると感じます。国政における野党共闘が進んでおり、ようやく政治が私たちの運動に追いついてきたと思っています。今後も共に運動を続けていきましょう。」、富山さんより、「私たちの反原発のたたかいは、命を大切にしたいという気持ちを自らの暮らしをかけて、人生をかけてたたかい抜いていると思います。安倍政権に負けてはなりません。怒りをバネにして皆様と共に運動を続けていきたいと思います。」と熱く語りました。
 日本共産党の藤野保史衆議院議員は、「原発を巡る問題では、今国会に少なくとも現時点で5本、関連する法案が各委員会に提出される予定になっています。いずれも原発・エネルギー政策の根幹に関わる大きな問題が今国会でも議論されることになります。ところが、安倍首相は、施政方針演説でこれらの重要な問題にはほとんど触れず、一方的な避難指示解除と賠償打ち切りを行っている。この政権を続けさせてはならない。」と安倍政権を批判しました。
 ふくしま復興共同センターの斎藤冨春さんからは、「原発事故から5年11ヶ月、福島の現状とたたかいの展望」と題して特別報告をいただきました。福島第一原発2号機は、内部調査から原子炉格納容器内の放射線量について推定で最大毎時530シーベルトと人間が近づけない高線量の現場となっていること、汚染水問題は解決のメドが立っていないことなどを報告。「このような状況なのにも関わらず、昨年の臨時国会では、安倍首相は『状況は完全にコントロールされている』と答弁している。福島から退陣の声を上げていかなければならない。」と述べました。
 全日本民医連の木下興、西澤淳両事務局次長による運営委員からの提案、決算報告及び予算の提案を行い、拍手にて提案内容が確認されました。続いて各団体からの討論が行われました。
 閉会挨拶では、全労連の小田川義和議長より、「第5回総会は、20団体、32名の参加で成功させていただきました。福島の対立・分断を乗り越える知恵を絞り、今後も福島との繋がりを強め、原発立地県と福島を繋いで、原発ゼロの日本を一日も早く実現できる展望が開かれるようたたかいを続けていきましょう。本日の総会では、2017年はそのたたかいを集中させる決意を固め合うことができたと思います。」と最後を締めくくりました。